“御苗場への想い”を、改めて。

2006年に御苗場をスタートさせ、11年が経ちました。
まだまだ進化し続けていきたいと思うと同時に、最初の頃から変わらず思い続けていることもあります。
それは、御苗場が「新しい写真文化が生まれる場」であり続けたいということ。
御苗場という、決して写真業界の“主流”とは言えない場所から、新しい写真文化や才能が生まれてほしいという思いです。
 
御苗場は、種々雑多な小店舗が立ち並ぶ裏路地です。玉石混交の中で逞しく育っていく才能や文化に、私は力と魅力を覚えます。
その「路地裏」の可能性を信じ、「審査不要」という基準を一度たりとも変えたことがありません。展示壁をブランドストリートの様にまっすぐ整然と並べたレイアウトにはしていません。そして、均一ではない展示条件により作品の評価が変わるとも考えていません。
 
でもだからこそ、そこに私たちが想像をしなかった“ワクワク”や“ドキドキ”を感じられる新しい息吹に出合えるのだと思っています。
「路地裏」から生まれる新しい写真!
御苗場は、そんな場所を目指して、この度21回目を迎えます。荒野から、大樹になるような才能に出合えることを、そしてその大樹と共に新たな森が生まれることを、心より楽しみにしています。

御苗場プロデューサー・テラウチマサト

御苗場、出展者応援宣言。

今回の関西御苗場では、写真で表現する人たちにとって御苗場がより価値のある場になるため、3つの新たな取り組みを実施します。
 
ひとつ目は、2つのジャンル賞の設立です。
「モデルポートレイト賞」と「自然風景賞」。この2つの賞を新設いたします。
御苗場では毎回ポートレイトと風景をテーマにした多くの出展者がいます。そして、その多くはとても技術レベルが高いと考えています。 
表現豊かなこの2つのジャンルにスポットを当て、その表現者を応援することを目的に、ジャンル賞をスタートさせます。
 
ふたつ目は、海外の大規模写真イベントとの連携
台湾で人気を誇る写真イベントである「Wonder Foto Dayと連携をとり、「Wonder Foto Day賞」を設置します。
アジア圏を中心に、9ヶ国、150組の優れた写真家が選出されて作品を発表するWonder Foto Dayは、台湾を代表する大規模な写真イベントです。このイベントに審査なしで「御苗場枠」として、無償出展ができる権利を受賞者に授与します。
 
そして3つ目は、関西の写真学生による作品発表の場をつくることです。
御苗場で毎回刺激的な表現をする学生たち。写真のことを日々考え、制作している彼ら・彼女ら、若き才能たちが御苗場に集い、作品プレゼンをする場を創出いたします。
 
後日詳細は発表させていただきますが、他にも様々な形で、写真で表現する人たちを「応援」できる仕組みを検討しています。
私たち御苗場のスタッフはもちろん、会場へ遊びに来る来場者、協力企業各社、そして出展者同士で、「表現したい」人をもっと応援していきたい。御苗場は、写真を楽しむ人たちにとって、より期待と希望に溢れた場所を目指します。 
 


関西御苗場2017 開催概要
■開催日程:2017年9月15日(金)~17日(日)11:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
■会場:海岸通ギャラリー・CASO(〒552-0022 大阪市港区海岸通二丁目7-23)
地下鉄中央線「大阪港」駅徒歩7分 http://www.caso-gallery.jp/access/
■主催:株式会社シー・エム・エス http://www.cmsinc.jp/
■後援:高等学校文化連盟全国写真専門部、全日本写真連盟、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、大阪市