レビュアー

出展者の作品を見て、ノミネート作品・レビュアー賞を選出するレビュアー。
2021年5月開催のvol.28のレビュアーの皆さんは下記の方々です。

遠藤 恵司/Keishi Endo

株式会社ビームス 取締役副社長

1951年10月3日、東京都新宿区生まれ。大学卒業後、JALに入社。ニューヨーク現地法人の社長を務める。1990年にビームスに参画し、副社長に就任。小学校より大学まで同級生であった友人(電通OB)とパートナーを組み、日本の若者風俗、文化を変えるべく2000名の若いスタッフと共に奮闘中。

AUXOUT

Photographer / Videographer

趣味として日常の風景や旅行を映画のワンシーンの様に切り取る「Cinematic」な作品を作り続けている週末フォト・ビデオグラファー。独学でプロのような映像表現を追求し、SNSに投稿する作品が国内外で多くの反響を呼び、カメラを始めて約4年で総フォロワー数は約25万人、作品で使用されているオリジナルのLUTは160ヵ国以上でダウンロードされるなど映像制作者から注目を集めている。

大西 洋/You Onishi

株式会社shashasha/株式会社case 代表取締役

金融機関勤務、投資会社設立を経て2008年に美術情報誌 Articleを創刊。2012年より日本とアジアの写真集にフォーカスしたオンライン書店 shashasha.co をスタート。2015年には、case publishingを設立。「表現としての本」をマニュフェストとし本の新しいメディアとしての可能性を追求、精力的に活動をしている。

きりとりめでる

写真研究 / 執筆 / 企画

1989年生まれ。視聴覚文化の変容と伴走する美術作品をデジタル写真論の視点から 、研究、企画、執筆を行なっている。展覧会企画に「きりとりめでると未然の墓標(あるいはねこ動画の時代)2019-2020」(パープルームギャラリー、2019)や「フィットネス. | nss.show」(akibatamabi21、2016)など。著書に『インスタグラムと現代視覚文化論』(共訳編著、ビー・エヌ・エヌ新社、2018年)がある。

小林 美香/Mika Kobayashi

写真研究者

写真やジェンダー表現に関連する記事の執筆や、翻訳などを行うほかに、レクチャー、ワークショップ、展覧会の企画、コンサルティングなどを手がける。

Twitter @marebitoedition/Instagram @mikamikim

Takakura Daisuke

Filmmaker / Producer / Director

外語大卒、大手グローバルIT企業にて3年務め独立。フィリピン政府観光省・ドイツ政府観光局・DJI・SONY・ANKERなどの映像・写真を多数手がける。企画立案・撮影編集・ドローン操縦・キャスティングなど全て一貫し受託するワンストップ制作を行う。飲料・飲食・紳士服店のTVCMにも役者として出演実績を持ち、出る側と撮る側という両極端の環境を活かしたユニークな製作を得意とする。​愛犬家・ヴィーガンであるなど、生物・地球環境問題にも積極的に取り組んでいる。

立川志の輔/Tatekawa Shinosuke

落語家

‘83年、立川談志門下入門。‘90年、立川流真打ち昇進。独自の視点で現代をとらえ、古典落語のみならず新作落語も創作し、多くのファンを魅了する落語家のひとりである。‘07年「文化庁芸術選奨文部科学大臣賞」‘15年「紫綬褒章」を受賞。テレビではNHK「ガッテン!」の顔であり、近年は龍角散のCMにも出演。‘18年には映画「ねことじいちゃん」で映画初主演を務め、‘20年公開の映画「えんとつ町のプペル」では主人公の父役の声優を担当するなど、活動の場を広げている。

森岡 督行/Yoshiyuki Morioka

森岡書店・店主

1974年生まれ。「一冊の本を売る書店」がテーマの森岡書店の店主。展覧会企画にも協力。「雑貨展」(21_21 DESIGN SIGHT)、「そばにいる工芸」(資生堂ギャラリー)、「Khadi インドの明日をつむぐ」(21_21 DESIGN SIGHT)など。京都・和久傳のゲストハウス「川」や、「エルメスの手しごと」展のカフェライブラリーの選書を担当。文筆家として新潮社『工芸青花』のサイトで日記を、資生堂『花椿』サイトで「現代銀座考」を連載中。著書に『荒野の古本屋』(小学館文庫)、『ライオンごうのたび』(あかね書房)などがある。www.moriokashoten.net

和佐野 有紀/Yuki Wasano

アートコミュニケーター/医師

医学部卒業後、慶應義塾大学アートマネジメント分野にて前期博士号取得。研究テーマは『現代アートコレクターの購買モチベーションによる類型化』。
アート/アーティストの価値をきちんと知覚できる社会の実現、アートを基軸に自己と世界のあり方に意味を紡ぐことのできる豊かさの実装を目指し、原宿でPROJECT501を主宰。アートに隣接するビジネス、教育などのフィールドとの共進化のあり方をさぐるリサーチを行う。2020年よりSmiles遠山正道氏の新事業”新種のimmigrations”事務局長を兼務。共著に『アートイン・ビジネス』電通美術回路編(有斐閣)。直近の関心はサステナブルな出版のありかた。
www.tumblr.com/blog/yukiwasano

テラウチマサト / Masato Terauchi

写真家/御苗場プロデューサー

1954年生まれ。日本実業出版社を経て1991年に独立。ポートレイト、風景、プロダクトから空間まで、独自の表現手法で常に注目を集める写真家。中でも、ポートレイト作品においてはこれまで6000人以上の俳優、モデル、タレント、経営者などの著名人を撮影。また、風景作品では、その場所の魅力を着実に捉える力を評価され、行政からの撮影要望も多い。2012年パリユネスコ本部より招聘され、ユネスコのギャラリーにて写真展を開催。2016年、富士山頂浅間大社奥宮にて画家ユタカムラカミと共に個展を開催した。モノやコトの“隠れた本質”を捉える着眼点や斬新な表現手法に、イベントプロデュースから、町興しのオファーも集まる。写真家としてのクリエイティビティを活かした幅広い創作活動を得意とする。米国マサチューセッツ工科大学で講演するなど、海外からも高い評価を得ている。www.terauchi.com