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プロフィール
1982年生まれ。愛知県出身、東京在住、東京都勤務。
CS Promotion、ファン作り、お客様の課題解決をメインとしたWEB系企業や化粧品メーカーで勤務を経て、現在に至る。化粧品メーカー勤務時代、消費者行動を知るため、メイクをして女装して出勤していたことから、本名「大輔」から「ダイ子」と名付けられたことが由来。写真表現を通じて、声にならない声を可視化することを意識しています。
ステートメント
今回の作品は、息苦しい社会のなかで生きる人たちへ「自由に、まっすぐ晴れた気持ちであってほしい」という願いを込めて作りました。
ぼくが化粧品メーカーで働いていたとき、人生ではじめて女性社会に属しました。
それまで自分が男性であることをここまで強く意識するようなことはありませんでした。
それなのに、そのとき、気づいたのです。ふいにハッと。
「ぼくは男だ、これまでぼくは男だったから生きやすかったんだ。いまは違うから辛いんだ。」
愕然としました。
風邪を引いたとき、鼻が詰まったとき、自然に呼吸ができることのありがたみを知るような感覚です。
女性社会のなかで働くことが辛かったから、気づくことができました。
次の瞬間、別の恐怖心に襲われました。
「いま男性社会で働く女性は、息苦しく感じている人いるんじゃないの」
いまぼくができることからはじめたい。
そんな思いで作った作品です。見てください。