タイトル：半径15分の距離
　日常生活の中で、「片道徒歩15分圏内の距離」という身近で小さな世界について、写真という平面の空間に切り取って集めました。半径15分の空間と時間を、どのように切取るかが、テーマになっています。
今回の展示では、２つの冊子を用意しました。
　ひとつめは、「窓枠の景色編」です。窓枠の中のように制限された写真という空間に、日常の何気ない風景をどのようにして切取るかを考えて撮影したものを集めました。「写真だからこそ見ることのできる世界を映し出したい。」という思いです。
　ふたつめは、「小さな冒険編」です。小学生低学年の男の子の目線で、いつもは行かないところに足を踏み入れた瞬間に新たな発見や興味をひかれたものを切取って、子供のころに冒険しているような気持を表現してみました。
　とりとめのない写真ばかりですが、感想やご意見等をいただけると、うれしい限りです。